炭水化物・糖質

栄養の欠乏症や過剰症を防ぎ、健康の維持と増進に必要なエネルギーや摂取量を示した「日本人の食事摂取基準」は、1969年に定められて以来、食生活の変化や研究成果に基づいて5年ごとに改定されています。炭水化物・糖質においては、1日の総摂取エネルギーから計算し、過不足なく摂取すべき目標量を設定しています。

炭水化物・糖質の食事摂取基準

食事摂取基準で示される炭水化物・糖質の摂取量は、3食平均して摂取すべきものです。特に朝食による糖質摂取は脳を活性化させ、集中力や記憶力を高める効果があります。脳や神経のエネルギーはブドウ糖しか利用できず、睡眠中も脳でエネルギーが消費されるため、朝食で補給できないとエネルギー欠乏状態となり、体や精神に悪影響を及ぼすだけでなく、過食にはしり肥満の原因となります。


炭水化物・糖質の摂取基準
年齢(歳)1日の目標量 (%)上限量(%)
0~5(月)
6~11(月)
1~21歳以上
50以上70未満
3~5
6~7
8~9
10~11
12~14
15~17
18~29
30~49
50~69
70以上
妊婦(付加量)
授乳婦(付加量)

資料元: 厚生労働省2010年版食事摂取基準より

1日の総摂取エネルギーの70%は、1日に消費する基礎代謝量に相当します。

18歳未満(児童及び生徒)は、文部科学省「児童又は生徒1人1回当たりの平均栄養所要量の基準」を参考にします。

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