ダイエットと太る遺伝子

褐色脂肪細胞

褐色脂肪細胞は、白色脂肪細胞と異なり、体内に蓄積された余分なエネルギーを放出させる性質を持ちます。
そのため、褐色脂肪細胞の働きが活発な人は、エネルギー消費量が多く、活発でない人はエネルギー消費が少ないということになります。
しかし、倹約遺伝子によってエネルギー消費が抑えられると、褐色脂肪細胞の働きが活発な人でも太りやすくなります。
褐色脂肪細胞は、首筋、脇の下、肩甲骨の辺り、心臓や腎臓周辺に存在し、これらの部分は脂肪が付きにくくなっています。

褐色脂肪細胞の働きと活性化

生まれたばかりの赤ちゃんには褐色脂肪細胞が約100gありますが、成長期に入ると少しずつ減少し、成人になると40gまで減少します。歳を重ねるごとに体に脂肪が付きやすくなるのは褐色脂肪細胞の減少も原因のひとつと考えられています。

脂肪燃焼に必要な褐色脂肪細胞が働くまでの過程

  1. 余分なエネルギーが中性脂肪となって、白色脂肪細胞に蓄積される。
  2. レプチンというホルモンが分泌され、「脂肪が増えてきた」「太るかもしれない」と脳に伝達。
  3. レプチンの信号を受取った脳は、「体を動かしてエネルギーを消費せよ」と交感神経に伝達し、心身ともにアクティブな状態を整える。
  4. これを受けて褐色脂肪細胞の働きも活性化し、中性脂肪が燃焼してエネルギーとなって放出される。

褐色脂肪細胞活性化の方法と注意点

急激な減量
急激に体重が減ると、脂肪の見張り役であるレプチンが「脂肪を蓄えよ」という指令を脳に伝え、本能的に減った脂肪を取り戻そうとします。ダイエットによるリバウンドの繰り返され、脂肪が増えすぎるとレプチンの働きが鈍り、痩せにくくなるという悪循環を招きます。
早食い、ドカ食い
レプチンは食べた分量に合わせてその都度分泌されます。ただ、そのサインが脳に届くまでには20分~30分かかります。食事のスピードが早いと必要以上の量を食べてしまいますが、そのような状態を続けていると常にレプチンが分泌されるようになり、脳ではレプチンの満腹サインをキャッチしにくくなります。
温冷シャワー
朝の温冷シャワーは、短時間で交感神経を優位にします。(頭と体がしゃきっとする)
浴びる順序
温 → 冷 → 温 → 冷 → 温 (各温度約30秒ずつ)
温度の目安
温:約43℃~45℃
冷:約18℃
注意点
シャワーを当てる場所は褐色脂肪細胞が集まっている首筋、脇の下、肩甲骨辺り
体感温度は個人差があり、体調も影響するので、自分が心地よく感じる温度で行う。
体調が悪い人や心臓が悪い人は行わない

肥満度をBMI指数でチェック

成人の肥満度がわかるBMI指数の自動計算スクリプトを利用して、肥満度をチェックしてください。身長と体重を入力するだけで現状の肥満度と理想体重が分かります。定期的にチェックすることによって、肥満度や体重の推移をグラフ化、HTML出力が可能です。

ダイエットにおすすめの組合せ