基礎代謝と遺伝子
肥満の原因は、摂取エネルギーと消費エネルギーのアンバランスです。体重を減らすためには摂取エネルギーを減らす方法と消費エネルギーを増やす方法の2つがあります。
しかし、同じ運動をしても、痩せる人と痩せない人がいるのはなぜでしょうか。それは、体内で行われているエネルギー消費の個人差が明暗を分けるからです。
これまでは、体重や体脂肪が注目を浴びてきました。
もちろん、どちらも欠かせないキーワードですが、これからのダイエットは、いかに基礎代謝を上げるかがポイントになります。
1日の総消費エネルギー量は、この基礎代謝の他に日常生活や運動で使われる活動誘発性熱代謝と、消化や呼吸などに使われる食事誘発性熱代謝に分かれます。
この内約6割~7割を占めるのが基礎代謝量です。
ダイエットにおける基礎代謝とは
エネルギー代謝の項目でも解説していますが、基礎代謝とは呼吸、体温、心拍、内臓など、人が生きていくために必要とする最低限度の機能を維持するためのエネルギーをいいます。
成人男性で1日1200kcal~1600kcal、成人女性で1000kcal~1300kcalが一般的な数値です。
同じ年齢、同姓であれば、最低限度のエネルギー消費には差はありません。
基礎代謝量の差
同じ性別、同じ年齢、同じ体重で食生活における摂取エネルギーがほぼ一緒でも実際には痩せやすい人と痩せにくい人がいますが、その違いは筋肉量です。筋肉量が多い人の方が少ない人に比べて太りにくい傾向があります。それは、筋肉量が多いほど基礎代謝が高くなるためです。
基礎代謝量と脂肪の燃焼
脂肪を効率よく、しかも一番消費する場所は筋肉ですが、筋肉量が多く基礎代謝が高い人は、脂肪を燃焼させる工場がフル稼働している状態なので、たくさん食べてもどんどんエネルギーが消費されて脂肪が蓄積しにくい体といえます。しかし、体脂肪率が高い人は筋肉量が少ないため、脂肪を燃焼させる工場が休業しているようなもので、食べた分だけエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなります。
基礎代謝低下度チェック
該当数が多いほど基礎代謝が低く、痩せにくい、いわゆる太りやすい体質です。
チェックリスト
- 体温が低い(36℃以下)
- 血圧が低い
- 顔色、血色が悪い
- 肌が荒れやすい
- 冷え性
- 体がむくみやすい
- 疲れやすく、疲労が回復しにくい
- 肩こり、腰痛がある
- 体を動かすのが面倒くさい
- あまり汗をかかない
- 二日酔いが抜けるのが遅い
- 二の腕がたるんできた
- 食べる量が変わらないのに太ってきた
肥満度をBMI指数でチェック
成人の肥満度がわかるBMI指数の自動計算スクリプトを利用して、肥満度をチェックしてください。身長と体重を入力するだけで現状の肥満度と理想体重が分かります。定期的にチェックすることによって、肥満度や体重の推移をグラフ化、HTML出力が可能です。
