ダイエットの疑問

油抜きダイエットの弊害

脂肪は高カロリーであるため、肥満の大敵として敬遠されがちですが、人の体や肌の健康に欠かせない栄養素でもあります。
脂肪には、便を軟らかくして便秘を緩和する、肌の潤いを保ち肌荒れを予防する、ホルモンバランスを整え体の機能を調節する、脂溶性ビタミンの吸収をよくするなどの働きがあります。
油を抑えるとカロリーが低く抑えられる反面、腹持ちが非常に悪くなって満腹感が得られず、ストレスが溜まった反動でドカ食いに走るということが考えられます。
また、便が出にくくなって排便に時間がかかる、排便時に不快感や残便感がある、肌がカサカサするなどデメリットもあります。
油の摂り過ぎは肥満を招きますが、不足しても健康や美容に悪影響を与えるので、量より質を重んじて上手に摂り入れる工夫が大切です。
炭水化物抜きのダイエットやプロテインダイエットにも言えることで、今の食生活で何が過剰で、何が不足しているのか大雑把でも確認して全体のバランスを整えることが大事です。
何かを抜いたり、同じものばかり使用するなどの特徴あるダイエットは必要がないということです。

太っている人は汗っかきだから新陳代謝が良いのか?

人はホメオスターシスという体の機能を一定に保つ作用を持っています。
それによって暑いときには体温を下げるために汗をかき、寒いときには鳥肌が立って熱の発散を防いでいます。
新陳代謝の良い人は、エネルギーをたくさん作るので、その際に発生する熱を下げるためにたくさん汗をかきますが、太っている人は体脂肪が多いのでたくさんのエネルギーを作り出せないのでこれに当てはまりません。
太っている人の体の構造は、皮下脂肪が分厚い断熱材となって熱を発散させにくくしています。
そのため、体内に熱がこもり(温室効果のようなもの)体温が上がるため、余計に汗をかいてどんどん熱を発散させる必要があります。
太っている人は、通常の新陳代謝によって汗をかくというものではないので新陳代謝が良いということではないのです。

ノンカロリーやノンシュガーはカロリーがない?

本来、ノン=ゼロという意味なのですが、ノンカロリー、ノンシュガーと表示された食べ物や飲み物でも0kcalではありません。
食品におけるノンカロリーの基準は食品100gあたり5kcal未満、ノンシュガーの基準は食品100gあたり糖質が0.5g未満とそれぞれ定義されているので、全くのゼロでなくても表示して良いことになっています。
厳密に言えば、100g以上摂取すれば少量ながらエネルギーを取ることになります。

焼酎は太らない?

焼酎は、アルコール度数が高い割りに、エネルギーが低いことが分かります。
他のお酒と比べて糖分が少ないことがエネルギーの低さにつながっているのです。
また、焼酎はアルコール度数が高いため、お湯や水で割って飲むことが多く、結果的に摂取量が少なくすむ場合が多くなります。
そのため「焼酎は健康に良い」「焼酎は太らない」と多量に飲んでしまう方が多いようです。
しかし、焼酎も他のお酒と同様に、肝臓でアルコールが分解されると同時に肝臓で中性脂肪が合成されるので、焼酎を飲んでも太らないとは言えません。

酒類のエネルギー比較
酒類 アルコール度数(%) アルコール量(g) カロリー(kcal) 糖分(g)
ビール大瓶1本 4.5 23 247 20.57~26.02
日本酒1合 16.5 23 203 8.10~9.36
ワイン2杯 12.0 24 180 3.46~6.91
焼酎0.5合 35.0 25 180 0.02~0.14

因みにアルコールのエネルギー代謝は、1g当り7kcalで計算されます。これに糖分(1g当り4kcal)を含めると総カロリーが計算できます。
更にお酒を何で割るかによっては・・・カロリーオーバーになっていませんか?

肥満度をBMI指数でチェック

成人の肥満度がわかるBMI指数の自動計算スクリプトを利用して、肥満度をチェックしてください。身長と体重を入力するだけで現状の肥満度と理想体重が分かります。定期的にチェックすることによって、肥満度や体重の推移をグラフ化、HTML出力が可能です。

ダイエットにおすすめの組合せ