メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームの予防

メタボリックシンドロームを予防するためには、根本原因にあたる内臓脂肪を減らすことが重要になります。厚生労働省では、1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後に薬をキャッチフレーズにしています。つまり「最後に薬」を除いて、普段の生活における生活習慣、食習慣全体を適正なものに見直し、心身ともに健康な生活を送ることが重要になります。上記のことから、正しい生活習慣の自己管理ができるかできないかが大きな分かれ道となります。また、親自身が生活習慣の見直しをして、子供の頃から生活習慣や食習慣など正しい方向へ導き、教え諭すことが、将来的なメタボリックシンドローム患者の減少につながるのかもしれません。

メタボリックシンドローム改善の3項目

メタボリックシンドロームにおける個々の症状(高血糖・高血圧・高脂血症)を氷山の一角に例えましたが、次に挙げる3項目で氷山全体(内臓脂肪増加による代謝異常)を縮小することができます。

生活習慣の改善
運動習慣の徹底
食習慣の改善
禁煙

動脈硬化予防と大豆食品

大豆をたくさん食べる女性は、動脈硬化による脳梗塞や心筋梗塞になりにくいことが、厚生労働省研究班の調査でわかりました。(40~59歳の男女約4万人を、1990年から13年間追跡し大豆食品の摂取回数を調査)イソフラボンの推定摂取量が多い順に5つのグループに分けて分析した結果、イソフラボンの推定摂取量が最も多い女性グループの動脈硬化による脳梗塞や心筋梗塞になる危険性が、最も少ないグループに比べて0.39倍低く、特に閉経後の女性に限ると0.25倍低いという結果が出ました。大豆に含まれるイソフラボンという物質が、女性ホルモンと同様に動脈硬化を防ぐ効果を持っているということですので、動脈硬化、メタボリックシンドローム予防のために食事全体のバランスを考えながら一日一食は献立に味噌汁や豆腐、納豆、おからなど取り入れるべきでしょう。

大豆食品のイソフラボン含有量(100g中)

大豆食品名 大豆イソフラボン量(mg) 大豆イソフラボンアグリコン換算量(mg)(※1)
大豆 161.4~352.0 88.3~207.7
もめん豆腐 32~56 18~32
きぬごし豆腐 26~61 15~35
味噌 19.6~92.6 14.3~81.4
醤油 0.7~1.4 0.7~1.2

資料元:農林水産省(試算値)

(※1)大豆イソフラボンアグリコン:糖と分離されたイソフラボン(非配糖体)

メタボリックシンドロームと食育

私たち健康管理士は、食育と呼ばれる「生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきもの」「様々な経験を通じて”食”に関する知識と”食”を選択する力を習得し、健全な食生活を実践が出来る人間を育てること」を目指しています。

食をめぐる様々な問題
「食」を大切にする心の欠如
栄養バランスの偏った食事や不規則な食事の増加
肥満や生活習慣病(糖尿病など)の激増
過度の痩身志向
「食」の安全上の問題
「食」の海外への依存
伝統ある食文化の崩壊

これらの「食」に対する様々な問題解決のために活動しています。

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