ビタミン様物質の種類と作用

ビタミン様物質の種類と作用、多く含む食品のリスト2ページ目です。

ビタミン様物質リスト(その2)

ビタミンの名前が付いているものから付いていないものまで様々な種類があるビタミン様物質ですが、ビタミンに負けない有効作用を備えた代表的な10種類の成分を2ページに分けて列記します。

リポ酸

リポ酸は、水溶性・脂溶性に属さず、全ての細胞に浸透する性質を持ちます。また、ビタミンCやEのような抗酸化作用があり、様々な活性酸素から体や脳を守ります。ビタミンCやEの効果を高めるだけでなく、欠乏状態のときには代役として活躍します。リポ酸は、加齢と共に体内での生成量が減少するので食品からの摂取を心がける必要があります。

体内での作用
抗酸化作用、ビタミンCやEの効果向上と代役、解毒作用、肝臓の代謝向上、血糖値正常化、疲労回復効果
多く含む食品
レバー、酵母類など

ビタミンP(ルチン、フラボノイド化合物)

ビタミンPは、柑橘類の色素であるフラボノイドやそばに含まれるルチンのほか、ヘスペリジン、シトリンなどがあり、まとめてフラボノイド化合物と呼ばれることもあります。ビタミンCの作用を助ける性質から毛細血管を強くしたり、透過性の機能を保つことによって出血や細菌の進入から守ります。

体内での作用
毛細血管の機能維持と強化、ビタミンCの吸収向上、血管収縮作用、血圧効果作用、更年期の症状緩和
多く含む食品
柑橘類、あんず、さくらんぼ、そばなど

カルニチン(ビタミンBt)

カルニチンは、ビタミンBtとも呼ばれる、必須アミノ酸のリジンとメチオニンから合成されるアミノ酸の一種です。脂肪の代謝を促進し、中性脂肪や脂肪酸を燃焼させる働きがあることから肥満予防効果に注目されています。

体内での作用
脂肪酸の代謝促進
多く含む食品
羊肉、牛肉など

ビタミンQ(ユビキノン)

ビタミンQは、コエンザイムQ10やユビキノンとも呼ばれる脂溶性ビタミンの仲間です。医薬品として、心疾患や代謝改善などの治療に広く使われています。細胞膜の酸化を防止して酸素の利用効率を高めたり、免疫細胞や白血球の作用を高める作用があります。

体内での作用
抗酸化作用、酸素の利用効率向上、免疫・白血球機能向上、精子の活性化
多く含む食品
レバー、もつ、牛肉、豚肉、かつお、まぐろなど

ビタミンU(キャベジン)

ビタミンUは、キャベツから発見されたためキャベジンと呼ばれています。胃酸の分泌を抑えたり、胃腸粘膜の新陳代謝を活性化させるため、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を治りやすくするといわれています。更に粘膜修復に使われるたんぱく質合成を促進する作用も持ち合わせています。

体内での作用
胃酸の分泌抑制、胃腸の粘膜修復、たんぱく質合成促進
多く含む食品
キャベツ、レタス、セロリ、アスパラガス、青のりなど